2021-05-22
(株)自由区域が制作した会社案内が、月刊ADセレクトに掲載されました。
クライアントは(株)ミライノラボ様。
最初に制作させていただいたのは、もう3年前。
何度か打ち合わせを重ねて、アタマの中には完成形が明確にできていて。それを形にする、という工程を経て完成しました。
表紙のビジュアルは、クライアントの会社が目指す姿をシンプルに伝えられたという手ごたえみたいなものがありました。
そこで使用したグリッド線を全ページに展開して、一貫したビジュアルイメージを構築しています。
グリッドの線も、こだわりがあり。
太すぎるとカッコ悪いし、細すぎると印刷工程の断裁の段階でミスが出るかもしれない。そういうことを考えながら、最適な太さを探しています。
「デザイン力」とか「いいデザイン」とか、「好み」だ「センスだ」、いろいろな捉え方はあるし、何が正解で何が不正解かなんてことは、よく分からない部分です。
そもそも正解なんて、作って、使ってみて、初めて分かっていくものですしね。
だから、クライアントにとって、デザインものをつくるという行為自体が博打みたいなもので、ボクらはボクらで「絶対に効果出ますよ」なんてことは言えないわけで。
ただ、こういった形でボクらのデザインを「好き」と言ってもらえるのは、とてもうれしいことなのでした。